普段、自動車を走らせる時には、いったいどんな場面で燃料が消費されるかをご存知ですか?
自動車の走行には次の4つの動作があります。 走行全体(発進から停止まで)の動作を100%として、それぞれの動作における燃料消費の割合を示してみました。
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〔動作〕 〔全体の走行に対する燃料消費(使用)の割合(%)〕 @ 発進・加速 ⇒ 35% A 巡航(ある程度一定の速度で走行している状態) ⇒ 45% B 減速 ⇒ 5% C 停止 ⇒ 15% (JAFさんから引用) |
このデータを分析してみましょう。
まず@の発進・加速の動作では、燃料を消費する割合が全体の35%も占めています。
例えば、自転車で発進・加速をした時に、ペダルを漕ぐ足には負荷が掛かり、余分に力を入れて漕がないとスピードは上がりませんよね。
同じ様に車も発進・加速時には負荷が掛かるため、余分に力(エネルギー)を必要とします。
この時必要なエネルギーは、燃料をさらに燃やして補います。
ですから発進・加速の動作では、燃料を消費する割合は多くなるわけです。
次にAの巡航の動作は、4つの走行動作の中でも燃料を消費する割合が一番多い45%となっています。
これは4つの動作中、アクセルを踏んでいる時間が最も長くなるためです。
しかし、燃費で見た場合には、アクセルの踏み方は発進・加速時より安定し、踏み込む量も少なくなるため、燃費の良い状態を維持できる動作と考えられます。(高速道路を走行すると燃費が良いのはこの事によります。)
Bの減速の動作は、4つの動作の中で最も燃料を消費する割合が一番低いです。減速は燃料をいちばん消費しない動作ということが分かります。
最後にCの停止の動作は、車が停止しているにもかかわらず、燃料を消費する割合は15%も示しています。
これは渋滞や信号待ち、あるいは駐停車時のエンジン掛けっぱなし等による、アイドリング状態の時に燃料を消費してしまうからです。
アイドリングは思っている以上に燃料を消費してしまうということを、頭にしっかりとインプットしておいて下さいね。
これら4つの走行動作の割合は、ドライバーさんの走行環境によっても変化してきます。
例えば、渋滞や信号で停車する割合の多い市街地をよく走るドライバーさんは、燃料を消費しやすい@発進・加速、C停止の動作が多くなります。
ですから当然燃費は悪化する傾向になります。

逆に郊外を走行する機会が多いドライバーさんは、燃料消費を抑えられるA巡航動作の割合が増えますので、比較的燃費は良くなる傾向になります。
長距離ドライブや高速道路を走行した後に、燃費の計測をしてみると、ほとんどの方が普段の街乗りより燃費が良かったという経験をされていますよね。まずはこれら4つの走行動作を、ご自身で分析してみて下さい。
(最も燃料を消費する) (燃料消費は比較的少ない) (意外と燃料を消費してしまう)
あなたもどこかでエネルギーの無駄使いをしていませんか?
後の章でそれぞれの走行動作のポイント毎に、燃費運転のコツをご紹介していきます。
まずは気付くことが大事です、エネルギーの無駄使いをしていないかよく思い起こしておいてください。
そして、次に大事なことは燃費を向上させたいという意識をしっかり持つ!ことです。
意識の違いが燃費にどのくらい影響を及ぼしてくるのかを、今からお話しします。
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